なぜ「こどもの日」に「憲法」の話なのか?
憲法の話ならば「憲法記念日」にすればいいのに。

ごもっともなご意見です。
そして、私も同じことを思っています。なぜ今『改憲議論』なのか?
コロナ禍が落ち着いた後、国民の意見を聞きながらじっくりと行うべき議論ではないのか?

さらに『改憲』は、老い先短い政治屋の『悲願』のために行うものではなく、「今の子どもたち」そして「将来生まれ来る子どもたち」の『希望』のために行うべきものである。


ということで、「こどもの日」に「憲法」の話を少し。

『「こどもの日」に「憲法」の話』


まずは問題をひとつ。

次の人権のうち日本国憲法の明文で保障されているものはどれでしょう?
①プライバシー権 ②環境権 ③人格権 ④自己決定権 ⑤アクセス権

【答え】ひとつも憲法の明文では保障されていません。


日本国憲法が制定されて74年の間、一度も憲法改正は行われていない。
科学の進歩を引き合いに出すまでもなく、戦後74年の間に社会は私たちの想像を越え大きく変化してきた。
にもかかわらず、その社会の中で暮らす私たちの人権を支える憲法は何ひとつ変わっていない。

そして一方では、「裁判所が『新しい人権』を認めてくれない」と不平を言う。
裁判所は我々の代表でも何でもない。民意を反映していない。
そんな人たちが『新しい人権』を解釈によって創り出す方が、むしろおかしい。
必要な人権は主権者が、自らの手で創り出すべきである。

ところが日本の『改憲議論』は、常に9条の問題とセットにされる。
いや、むしろ「改憲」=「9条」といった風潮さえある。
9条と切り離し、人権を守るための『改憲』は考えられないのだろうか。

この連休明けにも「国民投票法改正案」が国会で採決されようとしている。
『改憲』についてのステレオタイプな報道に耳目が触れるたび、
「日本には、民主主義がまだ根付いていないのではないか。」との思いが強くなる。


だが、まずは、このコロナ禍を克服した後で。



ということで 今日はここまで












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