『8月15日』

KEATON2

2020年08月15日 12:00

1970年『戦争を知らない子供たち』とう曲が世に出た


当時『戦後生まれ』がすでに社会に出ており

彼らの中には「高度経済成長」「東京オリンピック」「大阪万博」といった

『華やかな日本』のイメージが強かった


ただ戦中戦後を過ごした『戦争経験者』たちが圧倒的多数を占める社会の中で

そういった若者たちは 大人たちの目にはある種『奇異な存在』に映り 

若者たちもまた そのような視線を敏感に感じ取っていた


今 戦争を経験していない私たちが社会の多数を占めている

やがて 戦争を経験された方々から 

その経験を直接耳にする機会もなくなっていくのだろう


そのとき『戦争』は社会にとって実体験をともなわない 

バーチャルなものとなってしまうのだろうか


そのような事態を避けるためにも

私たちが『戦争』についてもっと学ぶべきだと教わった


確かに それこそが『戦争を知らない私たち』に課せられた

平和を守るための最低限の責務であろう



令和2年8月15日  黙祷





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