かつて電話は家に1台 『固定電話』があるだけだった
↑ ちょっと古すぎないか?
高校生の頃 『彼女』というものができたとき
ちょくちょく2時間も3時間も長電話をしていた
親から長電話を注意されながら
固定電話のコードを引きずって それでも話し続けた
↑
よく話すことがあったよな~
最大の難関は 相手の家に電話するとき誰が出るか
前もってかける時間を伝えてはいるのだが
それでも親が出るときがある 親父さんが出ると一瞬凍りついた
『コードレスフォン』というものが普及して
若者たちは 快適な会話の場所とプライバシーの保護を手に入れた
ただ 家の外ではまだ自由はなく
駅の『伝言板』というものにも活躍の場はあり
『東京ラブストーリー』のようなドラマも成り立った
この頃から 喫茶店などでデートしている男女が 会話もせず
別々にマンガを読んでいる姿を度々目にし始めた
『携帯電話』が普及すると 会話の制限は一気に崩れ落ちていく
そしてTPOの制限を完全になくしてしまったのが『メール』の登場である
ただ 『メール』の普及で 逆に会話の量は相対的に減ったようにも思う
デートのとき 相手が目の前にいるにもかかわらず
メールでやり取りをしている人がいるという話をきいたが
すぐには信じることができなかった
若者たちだけではない
社会全体で徐々に会話が減ってきたように感じる
ーーーーーーーーーキリトリーーーーーーーーー
今回 新型コロナウィルスの感染防止のため
「人との距離をとる」「会話をしない」などと言われている
人間不思議なもので 話すなと言われると 話したくなる
ふと「ある考え」が頭を過ぎる
もしかしたら 今回のウィルスは このところ会話をないがしろにしてきた私たちへの戒めではないのか
会話の機会だけではない 優しい言葉 暖かい言葉 美しい言葉を大切にしてこなかった私たちへの忠告ではないのか
このままでは同じ家の中にいても 家族同士がメールでやり取りをして 各自自室で好きな食事をとる そういう時代が来てしまうという警鐘ではないのか
もちろん そんなことはない 馬鹿げた妄想である
ただ 少なくとも会話や言葉の大切さを見直す いい機会にはできると思う
今はまだ 自由な会話もままならないかもしれないが
優しい言葉で語り合い 暖かい言葉をかけ合い 美しい言葉で和ませる
そんな会話をすこしずつでも取り戻していく
それらを取り戻せたとき
本当に このウィルスに打ち勝ったことになる
そんな気がする
気が短く 言葉遣いが荒い私などは 真っ先に反省すべきであるm(_)m
↑
あとテレビのワイドショーなどね
ーーーーーーーー再びキリトリーーーーーーーー
『携帯電話』の時代になっても 『彼女』ができないやつはいた
しかし 幸いなことに(?)男友達からの遊びの電話はひっきりなしにかかってきていた
↑
もちろん私ではない(証拠はないが・笑)
ということで 今日はここまで